球界を憂える:その二~キャラ萌えが流行ですが・・・
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  興奮して、幕間狂言が入ってしまいましたが・・・。
  
  さて、「球界を憂える」の続きです。前回は、日本球界低迷の一因と考えられる、「試合時間の長さ」について検証してみました。ここで、グッドタイミングな一例がありましたので、ご紹介します。MLBのNYY対LAAのプレーオフ・ディヴィジョンシリーズ第四戦です。この試合をテレビ観戦しましたところ、MLBが、必ずしも日本のプロ野球に比して迅速ではないことがわかりました。
  
  松井秀喜選手に対して、LAAの投手(名前は失念しました)は、しきりに一塁走者にけん制する素振りを見せて、観客のブーイングを浴びていました。テレビ観戦している私も、ジリジリと感じたことは事実です。しかし、何度も繰り返されるに連れ、これは重大な戦略なのだな、と素人の私にも判り、解説者も述べていました。曰く、「大事な場面で、松井選手を警戒して、打ち気を削ごうとしているのですね」と。意味のある「間合い」であったと考えられるわけです。
  というわけで、①ダラダラした試合運びがいけない、ことは事実であるが、ただ試合時間が短ければ、それで良いわけではない。これを①の結論としましょう。

②九人の侍が活躍しなければならない

  という二つ目の命題について、先ほどと同様NYY対LAA(第四戦)から考えてみましょう。

  この試合で、決勝打を放ったシエラは、ホットドッグ屋の気のいい親父みたいな風貌。怪人ジェイソン・ジアンビが、内野ゴロでも巨体を揺らして全力疾走する姿は、決して格好良くない。暴れん坊A・ロッドは、名門NYY入団に際して「火種になるのでは?」との懸念もあったが、それを払拭するような紳士ぶり(どこかのローズに爪の垢を煎じて飲ませたいものです)。しかし、眼光の鋭さは球界1のまま。小鹿のような可愛らしい目をした抑えのエースのリベラ。まつ毛が長くて可愛らしい顔から繰り出される鋭いカットボールは芸術の域に達している。
  相手チームLAAも負けてはいない。中継ぎで登場したエスコバー。秋葉原でみかけたら、オタク扱いされるだろうであろう風貌。なんかポッチャリした顔に、馬鹿でかいメガネをかけて。姿形は直球アキバ系だが、彼が立つのは秋葉のメイド喫茶の入り口ではない。火消し役として強力NYY打線と対峙するマウンド上。半端じゃない。

  彼らからは、「キャラクター」が強く滲み出ています。我が、日本球界を振り返ってみると、番長清原、大魔神佐々木、番頭元木、エンターテイナー新庄、背後霊ナベツネ。たしかに、キャラクター豊かな人材は豊富ですね。しかし、戦う「侍」としてどうだろうか?侍のキャラクター、ではない。球界ご意見番が提言されていた②九人の侍が活躍しなければならない。これは図らずも提言後のNYY対LAA(第四戦)でお手本が示されたと、私は実感したものであります。

  最後に、観客についても簡単に考察したい。日本球界では、阪神タイガースがリーグ優勝を決めて盛り上がったようだ。しかし、一部の「ファン」は、下半身を曝け出して踊り狂う奇態を演じた。その姿からは、盛り上がらない祭りを盛り立てようとする哀切感すら滲み出ていた。
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  一方、MLBの観客席に目を転じてみると・・・。危ういピンチを凌いだ後に、抱き合うカップル。全然いやらしくない。絵で表現すると左写真のような感じ。応援するチームの頑張りに対して、素直に喜びを表す自然さがある。街中で、イチャイチャする高校生カップルも少しは見習え!バカ!


  さて、アメリカ礼賛のエントリーが続きました。覇権国家パクス・アメリカーナとしての驕りにばかり目がいく大国アメリカ。本エントリーをご覧になった方々が、この国の別な一面を考えるキッカケになれば、とても嬉しい私です。


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どうもありがとう御座いました!!

p.s.
松井選手の「キャラクター」=侍ぶり、
については、オガチャン的ライフさんの、
こちらのエントリーでリスペクトされています。
http://blog.goo.ne.jp/herohello/d/20051011

熱いです!!
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by keroyaning | 2005-10-12 06:57 | 時評
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