来年は、力の及ばない自分に対して、真っ向勝負と行きたいものですね。


c0072240_11533494.jpg22:00 仁義なき戦い
23:50 仁義なき戦い広島死闘篇
01:40 仁義なき戦い代理戦争
03:30 仁義なき戦い頂上作戦
05:20 仁義なき戦い完結篇


  国粋会が山口組の傘下に入ったことが、遠因として働いているのか、年末のWOWWOWが凄いことになっちゃっている。・・・というクソ・エントリで今年を締め括ろう、と思ったけど、あまりにもバカっぽいので、別の話題を。


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  私の愛読する東京新聞に、「わが街 わが友」というコーナーがあります。各界の著名人諸氏に比べて、ワンランク下(失礼)の著名人さんたちが語る思い出コーナーです。(注1)

  先日まで、筋肉少女帯の大槻ケンヂが語っていました。彼の書くエッセイ等に比べると、「ちょっと力の入れ方が弱いな、テンション不足の感も否めないものであるよ」と偉そうに思いながらも、毎朝楽しく読ませてもらっていました。

c0072240_1148839.gif  筋肉少女帯には、個人的に思い出があります。私が入社して、右も左も分らない時分に、手取り足取り教えてくれた先輩(男)がいました。彼は、決して声を荒立てることなく、穏やかで神様みたいな先輩でした。普段は物静かな方なのですが、新人歓迎会のとき、突然マイクを振り回しながら、件の筋肉少女帯の「元祖・高木ブー伝説」を大声で唄い叫び始めたのです。衝撃的でしたね。会社って怖いところだなあ、と再認識したものです。(注2)


 話を戻して、大槻ケンヂです。インディーズ・シーンで暗中模索しているときの思い出を語っている中で、素晴らしいことを書いていました。引用してみましょう。


朝陽に照らされた水面の美しさに驚き、この美しさを人に伝える技術を持ち得ぬ自分に落胆していた。


  芸術とは、かくも深淵な内省と自分の非力に悶える契機と成り得るものなのだ、と心を撃たれました。小説であれ、音楽であれ、あるいは、仕事であれ、そして生活さえも、自分の力足らずを認識して、地歩を固めてもがきながら進むこと。2005年の最後に、そんな真摯な気持ちが湧いてきました。

・・・と、綺麗にまとまったところで(自讃)、今年最後のエントリでした。

皆様、良いお年を。そして、来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

(本稿以上)

(注1)
以前触れた「この道」は、一年近くの長期ロードの連載物ですが、「わが街 わが友」は十回くらいの短期決戦物です。

(注2)
その先輩とは、再会して、現在同じ部署で働いています。十年近く経っても、変わらぬ仏様みたいな温厚で、素敵な先輩です。


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by keroyaning | 2005-12-31 11:42
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