王侯貴族の食卓。
  
  今日は、私の大好物が食卓にのぼりました。カツオの藁焼きです。どれくらい好きかというと、

朝から騒がしい牛肉<豚肉<鶏肉<魚介類<<[越えられない壁]<<カツオ

とメーターが振り切れてしまうほどに、大好きです。

  さて、カツオくんですが、「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」と唄われるように、新緑の春と戻り鰹の秋が、カツオくんの旬ですね。それが、なぜこの時期にカツオくん?という疑問はあったのですが、まあ、大好物ですから気にせずに堪能しました。
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  主人公のカツオには、玉葱とミョウガのスライス、万能ネギの微塵切り、生姜擦りおろしを載せて、ポン酢で頂きました。玉葱の切ないような苦さとカツオのほんのりした甘さに、ポン酢の酸っぱさが、絶妙でした!!御飯が何杯でも食べれそうです。
 
  普段の私は、一汁一菜がポリシーなのですが、万能ネギ、生姜、それにミョウガを準備し過ぎたので、冷奴も添えてみました。冷奴にはミョウガが合いますね。夏の定番料理(?)です。寒さ厳しいこの時期には、ちょっと冷たかった、です。
 
  そして味噌汁。今日の味噌汁は、私の一番大好きな味噌汁です。今日の味噌汁にとって、具なんて、どうでもいいんです!なにしろ、小さく切ったカツオを鍋に放り込み、ゆっくりと温めて丁寧に出汁を採った味噌汁なんですから。この味噌汁は、人に食べてもらっても、恥ずかしくない味噌汁ですよ(カツオのおかげさまですけど)。一応、具は豆腐、白ネギ、椎茸で頂きました。

  さて、カツオの藁焼きを食べながら、とても美味しそうな文章を思い出しました。以前、感想文を書いた飯嶋和一「汝 ふたたび故郷へ帰れず」の一節です。

魚を土佐造りのようにしたものを食べた。魚は表面をガスレンジであぶり、氷水にくぐらせて薄く切ったものに、青ジソと万能ネギ、ミョウガと揉み海苔を山ほどかけ、それをすり下ろしたニンニクとショウガ、醤油とレモン汁で食べた。


  この小説は、以前も述べましたようにボクシング小説です。え?ボクシング小説で、グルメ描写かよ!!と思われる方もいらっしゃるでしょう。違うんですよ。これは、大切な試合を控えて減量に励む場面の食事風景です。魚の旨みでもある脂を落とすために火にあぶり、カロリーの少ない紫蘇や海苔を山ほどかけて食べるのです。いえ、そういう背景を考えなくても、美味しそうですよね。

  おまけ。東京でも"本格的"に雪が降りました。部屋の前に聳え立つ大木が、お化粧して綺麗になりました。
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by keroyaning | 2006-01-21 18:45
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