2005年 11月 01日 ( 1 )

書評:豊崎由美、仲俣暁生、他「exciteブックレビュー」
c0072240_7151164.gif






  先日、exciteブックレビューにエントリーをしました。http://keroyan.exblog.jp/2860978

  結果は、最終選考に残ったのですが、矢尽き刀折れ、這いつくばってゴールを目指すも(嘘ですな)、優勝するには至りませんでした、残念。うーん、優勝商品=amazon.com商品券2万円+なんか知らないゲーム機&ソフト。ちくしょう!!欲しかったぜ!ッていう話は後ほどするとして、当該「ブックレビュー」を書評してしまいましょう。

  コンテスト概要(応募要綱?)の「選考方法」に

エキサイトブックス編集部の一次選考によって、候補作を1部門につき5作づつ、計10作決定し、その中から審査委員が、優秀賞及び準優秀賞を選定いたします。

とありましたので、①編集部により10作(書評部門は5作)選び②選び抜かれた(エッヘン!)10作(書評部門は5作←くどいよ>俺)が二人のプロ書評家の俎上に上り③優勝、準優勝が選び抜かれるという仕組みですね。

  私は、①を突破しました、エッヘン!!とエラぶる前に。選んでいただき、二人のプロ書評家様の御目汚しを実現していただいた、excite編集部の関係各位に感謝します。

  感謝の話が出たところで、感謝の言葉を続けさせていただきます。豊崎由美、仲俣暁生、の両氏。私の拙い書評にご意見をくださり、どうもありがとう御座いました。とても嬉しく、これを糧に精進しようと思いました。サンクス!

---

  さて、感謝ばかりではなく、書評である。書評するのは私のエントリーという一物に対して、①excite編集部②豊崎由美、仲俣暁生は、どのような評を下したのか、推測を交えて、評される私がここで評してみよう。ヒョウヒョウww

  ①の段階では、おそらく私の主張した「喪失の存在感」という語義矛盾だけど、なんだか気になるなあ、というところが、胸キュンしたのだと思う。二項対立が大いに流行っている季節である。「郵政民営化にイエスかノーか!アーユウ?」と問いかけ、グッドロケーション!な足場を固めた小泉首相。政治がミンイ(というか生活の芯)を表すものであると、ナゲヤリに信じるほどにヤサぐれてはいない私であるが、二者択一、経過はどうでもいいから早く黒白つけてくれよ(・∀・)!!という世相があるのは否定しない。そこにトリックスター(両域往来者)の言説である「喪失=マイナス」と「存在=プラス」が登場したことに喰い付いたのであろう。「文学とは、政治世界へのアンチテーゼでアル!!」なんてなニヒリズムは、糞喰らえであるが、編集という作業に携わる者、この心は忘れてはならないことであろう。・・・以上は、私の推測というか、妄想というか、ぶっちゃけ電波系でありますので、編集部さん、気にしたらゴメンね。

  つぎに②の段階。ここは、実例があるので引用してみよう。

仲俣 ほかに俺がいいなと思ったのは『PAY DAY!!!』の(5'-5)(←私のエントリーです。けろやん注)。この小説を『東京タワー』みたいな泣ける話として読んだ人も多かったかもしれないけど、山田詠美さんはもっと距離をとって書いているわけじゃない。それを〈ホラ話〉というキーワードにしぼって伝えているのがよかった。あ、うまい、と思いましたよ。
豊崎 これも悪くないんだけど……全体的に、“読み”のレベルで驚くようなものはなかったんですよねえ。
仲俣 断片的にいい言葉、フレーズは、たくさんあるんだけどね。
豊崎 どこか必ず欠けてるんですよね。



      あ、うまい、と思いましたよ。


  うへぇ~~~。嬉しいです。この言葉を、昔「子どもの科学」という雑誌で、携帯歯ブラシを投稿して、掲載された時の次に嬉しい掲載記録として、心に残します。ありがとう、ありがとう。
  と感謝してばかりでは「書評」にならない。ここからが肝である。私の本意としては、ツカミ=予選突破の疑似餌としてホラ話を冒頭に掲げ、結語としてホラ話を使ったのである。主張したかった本質は、物語全編を通じて語られる「喪失の存在感」なのだ。この小説を読んで、一番に感じて我が身に浸透したのが、喪失の存在感。作者の意図はどうであれ、私が嬉しかったのは、「ああ、こういうことを文字として、小説として、物語に昇華してくれて嬉しいなあ。これが、今現在の私の生活に欲しかった言の葉であることだよ!」という点なのです。私の意図が伝わらなかったことは、ちっとも残念ではありませんが、伝えられない未熟な自分は、反省しなくちゃ!って思います。

  豊崎氏曰くの「“読み”のレベル」。うーん、これにはなんとも反論しようがないです。作品を読み込み、新たな地平を開拓せよ、というご神託として受け賜らせていただくことにしますね。

  さて、世の中を斜めに見ること甚だしい最近の私ですが、本当の心で語ろう。ぶっちゃけ山田詠美なんて作家知らなかった。生まれが漫画家、育ちた姿は「はっきりとしたモノイイをする女性」であり、思春期の女性の心を捕らえて離さぬと言う。正直、三十路過ぎのオッサンI am に縁がある作家とは思われない。
  そんな縁なき衆生の私の視界に、山田詠美「PAY DAY!!!」が飛び込んで来て、感動させてくれた。このキッカケを与えたもうたexciteブックレビューの企画には、感謝の言葉を尽くせぬほどにアリガトウ、アリガトウである。本当にどうもありがとう御座いました。

(本稿以上)

p.s.
c0072240_718351.gif

  さて私の中では20000円のamazon.com券がちらついています。
  エッチなビデオを2万円分ゲットできたな、エロエロ!!「ああ、2万円分の本を買えたら、そのレビューを次々に公開しよう、うむ!」って思っていたんですよ。本のリストアップも準備万端!amazon.comさん、二万円クレクレとは言わないけれど、二万円分の本をくれませんかね?(あ、私の欲しい本ね)

  そうしたら、その本を一所懸命に読み、しっかり、しっかりと「レビュー」して宣伝させてもらいますよ!!えーと、よくわからないですが、ライフ・プログ?って奴でそちらにリンクしますから!ええ、必死なんですよ。
  とりあえず、船戸与一の新作と「シャドウ・ダイバー」をいただけませんかね?できれば、ブラッドベリの「さよなら、コンスタンス」をいただけませんかね。あと刊行が開始された白土三平「カムイ伝」・・・。クレクレ!!


c0072240_7485181.gif1クリックでランクアップポイントをもらえるブログランキングに参加しています。
リンクをクリックしていただけると、とても嬉しい私です。よろしくお願いします。
         
     ☆☆☆人気blogランキングへ☆☆☆
c0072240_7491216.gif
どうもありがとう御座いました!!
[PR]
by keroyaning | 2005-11-01 21:15

検索
以前の記事
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧