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旅行:八ヶ岳、その一~新宿⇒美濃戸⇒行者小屋
  最後の夏休みを取りまして、八ヶ岳方面に山登りに出かけてきました(2005年9月16日~17日)。こちらの方面には、ここのところ毎年、合計で四回くらいやって来ています。友人に、「なんで、同じところばかり、そんなに出かけるのだい?」とよく言われますが、そこには、魔性の女性が棲んでいるのです(嘘)。
  先日購入したデジカメを利用して、写真をパシャパシャ撮って来ましたので、秋の気配が濃厚な山景色もお楽しみください。

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旅行:八ヶ岳、その一~新宿⇒美濃戸⇒行者小屋_c0072240_15432250.jpg  新宿駅を7:30に出発する特急あずさ号で、松本方面は茅野駅へ向かいます。10:00前に同駅に到着しますので、10:15のバスの時間まで、バス停で冷たい缶コーヒーを飲んでくつろぎます。バスに乗り、狭い市街地を抜け、別荘・ペンション群落を経て、美濃戸口に到着しました。駅は、まだ暑かったですが、この辺りはずいぶん涼しく感じられます。
  ここから、まだ車の入れる林道をテクテクと歩き、三軒の山小屋の並ぶ美濃戸に到着しました。私は、いつも一番奥手にある山小屋で、一服することにしています。ここで、買っておいたお握りを食べるのが常なのですが、今回は食欲がなく、小屋のおじさんがくれた漬物だけ頂いて、先を急ぐことにしました。


  この先は、車が入らない快適な山道です。セセラギの音、陽をさえぎるような緑は大変涼しげですが、すぐに汗だくになってきます。樹林帯を抜け、一時間半ほど歩みを進めると、突然、視界が開けます。樹林を切り裂くように岩がゴロゴロした涸れた河原(涸沢)が出現して、八ヶ岳の主峰赤岳が遠くに望めます(残念ながら写真は、逆光で撮れませんでした・・・。再び、樹林帯へ足を踏み入れて、粋な日本庭園みたいな所を通過して、しばらくすると、なにやら人の声が聞こえてきます。行者小屋に到着しました。美濃戸から、大体2時間弱くらいです。

旅行:八ヶ岳、その一~新宿⇒美濃戸⇒行者小屋_c0072240_1082493.jpg  
  さて、なにはともあれテント場の確保が先決で、奥の方の特等席が空いていたので、早速、その夜の我が家を設営しました。行者小屋のテント場です。この晩は、他に二三組だけで快適でした。
  「あれ、ザックの荷ほどきもしていないのにテントが立ってる?おかしいぞ!」と思う方もいるかと思いますが、このザックは二室構造になっています。下部にテントを入れておくとテントだけ先に出して設営可能で、とても便利です(逆に撤収時には、上部に全てを仕舞い、最後にテントをたたんでカポッと入れて一件落着!!←最初に使った時は感動でした)。  



旅行:八ヶ岳、その一~新宿⇒美濃戸⇒行者小屋_c0072240_16195083.jpg  テントを設営したので、水と雨具だけを持って赤岳に登ろうとも思ったのですが、熱っぽく無理はやめておきました。ビールを飲み、本を読み、仰ぎ見る赤岳・横岳・硫黄岳のパノラマを見ながらゴロゴロ過ごします。午後5時、楽しみな夕食の時間です。犬の餌みたいに見えますが、カレーうどんですよ。ワカメ、鰹節、人参、乾燥野菜等が放り込まれています。右奥は、茹で卵ですね。これが誕生日(9月16日)夜の晩餐です・・・。

  その晩は、ウイスキーを冷たい湧き水で割り飲み、イイ気分になったところで8時頃眠りました。夜中目覚めて、テントの外に出てみると、ランプが要らないほどの月が明るかったです。星々も輝いていましたが、雲もやや多く、残念ながら満天の星空とはいきませんでした。

(この項つづく)

p.s.
汚いテントや飯の写真ばかりで、
我ながらヘンな気分なので、山の写真をチラリとお見せします。
明日は、山の写真を盛りだくさんで書こうと思っています。よろしく!!

旅行:八ヶ岳、その一~新宿⇒美濃戸⇒行者小屋_c0072240_17582088.jpg

by keroyaning | 2005-09-18 09:58 | 日記
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日記

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