昨晩、鍋をやりました。共に鍋を囲むは、うなじのほつれ毛が色っぽい女性・・・ではなく、我が独り身をかこつ鍋。いや、仲間で囲む鍋もいいですが、独り思索に耽り、湯気の向こうにモノの理を見る、そんな鍋もいいですね(負け惜しみではなく)。
さて、材料を購入して、準備をしましたのが右写真です。椎茸、葱、白菜、豆腐、そして鍋の王様
タラちゃんですね。椎茸は十字切込みです。器用な人は星型切込みを入れますが、私には出来ません。宿題ですね。
具を準備している間に、鍋に昆布を敷き出汁をとります。弱火でコトコト煮立てて、沸騰したら昆布を取り出します。そこに、先ほどの具材を綺麗に並べます。いえ、別にダレも見ていないのだから、綺麗ではなくて構わないのですが、そこは、
写真を撮る関係上人目の有無に関わらずダンディズムを貫き通さなくちゃいけませんね。
しばらく、火を通して出来上がりました!!
写真では、湯気写り?が悪く、なんか冷えた具が鍋にべったり貼り付いた残り物みたいにも見えますが・・・。実際は、湯気がもうもうと立ち、それは暖かい鍋なのですよ。まずは、キンキンに冷えたビールをいただくことにしましょう。
うめぇ---!!!
一週間の疲れも忘れてしまうほどの美味しさです。
私は鍋フェチなので、土鍋他たくさんの鍋を持っているのですが、今回は鉄鍋を使いました。この鉄鍋というヤツ。本来は、火を熾した炉の上で、鉤(カギ)に吊るして使うものです。日本昔話なんかでよく出てきますね。鉤の意匠は、魚などがよく用いられます。ところが、その意匠には、深い理由があり「
出鉤入魚」が厳守され、・・・。いや、これは長くなるので止めて置きましょう。
鉄鍋の利点は、洗い易いことと鉄分を吸収できることです。貧血気味の方は、鉄鍋や鉄瓶を日常で使用されると良いらしいですよ。逆に鉄鍋の不便は、熱しやすく冷めやすいところです。炉で使うなら問題ありませんが、食しているうちに冷めてしまうこと。ゆっくり楽しむ鍋なので、厳冬期に囲む鍋は、厚手の土鍋を使ってじっくりとやりたいものですね。
さて、ビールが無くなったところで、鍋も終わりました。少し、具も残っているので、温めましょう。ここは、もう適当に具を放り込み湯立てて構いませんね。お酒も焼酎に切り換えました。それが左写真の状態です。私の愛読誌
THE WALL STREET JOURNALが映っていますね、エッヘン!!(撮影用の小物、会社でパクって来ました・・・)。
ペロリと鍋を平らげて満腹至福です。豆腐が残っていましたので、葱を刻み、鰹節をかけて冷奴で頂きました。暖まって弛緩した頭と身体が、冷たい豆腐でピリッと冴えてきたのを幸いに、読書に没頭した秋の夜でした。
(本稿以上)
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どうもありがとう御座いました!!